最近の長女の様子
冬休みが終わる頃に始まった、しゃくりあげるような首振りがメインの長女のチック。
そんな長女の姿を見るたびに暗い気持ちで胸が押しつぶされそうに苦しくなり、
癖のようなものだと思い込もうとして、気になって、出来なくて、またつらくなり…と過ごしてきた、長いトンネルのようだった1月。
2月になり、現在はふとした時に首がくいっと少し動くことがあるくらいで頻度は激減。
食欲もそれに応じて戻り、すごい勢いでごはんをパクパク食べています。激やせもほぼ元通り。
あ~よかった…と思ったのも束の間。
首振りが強く出ていたときはあまり気にならなかった指の強張りや、時たまわずかに震える様子があり…
症状に一喜一憂せず、気楽に構えるのが肝要と頭では理解していますがなかなか難しいです。
激やせして、ひたすら首を振っていたころよりは、こちらの気持ちははるかにマシですがね。
チックを理解する上でたいせつなポイント
1. チックは、脳機能の発達の障害であり、親の育て方や本人の気持ちに問題があって起こるものではないこと
2. チックは緊張が高まる時と同様に緊張が解けた時(リラックスした時)にも起こりやすいこと
3. チックは増えたり減ったり、種類が変わったりを繰り返すことが多いので、わずかな変化で一喜一憂しないこと
4. チックはやろうとしてやっているのではないし、完全に抑えることはできないので、やめるように叱らないこと
5. チックを本人の特徴の一つとして受容し、長所も含めた本人全体を考えて対応すること
子どもの気になる行動?それって「チック」かもしれません – 小児科オンラインジャーナル (syounika.jp)
“緊張が高まる時”、“緊張が解けた時”で最近思うこと
長女、5歳10ヶ月。前歯が永久歯への生え変わり真っ最中でして。
HSCの気質を持つため、痛みにはかなり敏感。
痛くなりそうと感じるだけでもう目を真っ赤にしてグズグズ。
今は5本目の乳歯がグラグラしており、食事時も前歯に当たらないようにハラハラ。
(食事時は、小さく切った食べ物を奥歯の方に入れて噛むのをかなりマスターしているのでまだ気が楽)
問題は歯磨き。
仕上げ磨き中に、他の歯を磨いていても歯ブラシが不意に当たらないかドキドキ…
…するのを、毎日、毎晩歯を磨く前から不安でぐすんぐすんと始まり、、
そんな様子に「また始まった…」とつい。毎日ため息がでます。
歯科衛生士のママに安心して任せてよ…って思ってしまう。
そんな時、長女の状態は“緊張が高まっている時”で
観察すると、やはり指にすごく力が入っていたり。
何とか無事に歯磨きが終わると“緊張が解け”、少し身震いしている時があります。あぁ、これだな…と思う瞬間。
2人で洗面所にいる間じゅう、長女の視線はずっと私に注がれています。
ママの顔色を常にうかがう長女
…そんな風にしてしまったのは私の責任で。
短気な性格で、つい語気がきつくなってしまったりするのはよくあること。
今となっては不思議ですらありますが、長女の幼稚園入園まではあまり自分の育児に不安を持っていなかったように思います。
幼稚園に入園して、チックが出てきて、園から私の子育てや子との関わり方を否定されて
夫婦で色々と調べたり話し合い、長女がHSCだと考え、関わり方を模索して
またチックがひどくなって再発したのが最近で。
圧倒的に、
寄り添う気持ちが足りなかった。これに尽きるような気がします。
自分も、子供時代、ほとんど親にされてこなかった。今は同じ母親同士、だから
共感できることも多いし悩みに寄り添ってくれるけど
子供時代を思い起こすと、語気の強い母に怯えていたのが強い記憶。
もちろん優しい母の姿も思い出だすし、家族の記憶として楽しかったこともたくさんあるけど
母が笑っていると
「今日は機嫌が良さそう、よかったー」
って思っていたんです。私自身が。
今、長女に私と同じ思いをさせている。
いつか娘たちが大人になって子供時代を思い出すとき、記憶の中の私は笑っていたい。
常に笑顔でいるのはきっとこんな私にはキャパオーバーだけど
明日は今日より笑いたい。
…幼稚園休み、かつ丸一日ワンオペのなかどこまでできるかわからないけど
千里の道も一歩から…!頑張るぞ。
コメント