地獄の習い事①

長女のこと

最近の長女の様子は前回記事に書いたような感じですが

今回は、少し前の長女のことを書きたいと思います。


痛みに敏感、怖がりで水が苦手。

だけど体を動かすこと、公園で遊ぶのが大好きな長女。

そんな長女に対して、母親の私が根っからの運動音痴で

走るのは遅いし公園の遊具は苦手、アスレチックなどを子供の頃にした記憶がない…

泳ぐのも下手で小学生時代の夏休みといえば、水泳特訓教室に通う毎日…

新婚旅行でハワイに行った時も、天国の海で夫にだけシュノーケルをしてもらい、自分は待っているという…夫にも残念な思いをさせたし、ほぼ一生に一度の機会を棒に振ってしまう始末…

なので、そんな母親の血をひく娘には苦労させたくなく、小さいうちからなるべく体を動かすようにさせてきました。

習い事をするなら、スイミングと体操は幼稚園に慣れたら習わせよう、と決めていました。

スイミングを始める

幼稚園年少の7月。

ご近所の子がスイミングの体験教室に行き、すごく楽しくてそのまま習い始めたと知った夫が、夏休みの体験教室に申し込もうと提案してきました。

…水泳が苦手なのは私。習わせようと思ったのも私。…だけど……

いざ習わせよう、となると二の足を踏んでしまう自分がいました。

顔に水がかかるのを嫌い、お風呂で顔にシャワーをかけることもできない長女を

まだ生後7か月の次女を連れてスイミングに通わせられるのか。

長女は絶対に行き渋るだろうし

次女は常におんぶマンで、チャイルドシートで爆泣き。

スイミング教室までは車で20分ほど。授業は30分。

不安しかありませんでしたが、水を克服させてあげたいという一心で体験教室を決めました。

体験教室は好きな日にちを3日選べるので、夫も休みの日を選びました。

当時の長女は、スイミング教室がどんなことをする場所かわかっていなかったので、初日の行き渋りはありませんでした。

体験教室中の様子

更衣室で水着に着替え、先生と長女でプールサイドへ。

コロナが少し落ち着いた頃ではありましたが依然コロナ禍で、保護者は建物の外の窓から見守ることしか許されず、長女は不安そうにしていました。

2~3歳の頃は誰にでもニコニコ話しかけていた長女もすっかり人見知りとなり、初めての場所で、知らない子ばかりの中で、苦手なプールで、とても緊張しているのが見て取れました。

授業が始まってしまえば、長女も見よう見まねでみんなについていき、

水しぶきが上がると顔が濡れないようにさっと背けつつ、練習をこなしていました。

先生に手を持ってもらって頭まで水につかる練習のときは、初めてだから止めておこうと先生の配慮があり、肩までつかるだけにしてもらいました。

30分の授業時間なのであっという間に終わり、大きな声でありがとうございましたも言えていて一安心…

更衣室に戻ってきた長女に、よくがんばったねと伝えると嬉しそうにしていました。

その後、残り2回の体験もひどく嫌がるようなことはなく終えました。

本入会をする

体験に3回行ったら終わり、と思っていた長女は、もうこれで終わり?と確認してきましたが

これからも続けようよ、とこちらが言うと、そこまで反発はしませんでした。

家でのビニールプールでの水遊びや、幼稚園でのお友達とのプールの授業は嫌がらずに楽しそうにしていたし

そもそも幼稚園への行き渋りもないし、スイミング教室自体に慣れれば、顔見知りの子も増えてきて楽しくなるだろう、

水が苦手な子をたくさん見てきているから、克服のメソッドもあるはずだし大丈夫だろう、きっと続けられる。そう信じて入会を決めました。

もう少し吟味すべきだったかなあと今は思います。この続きは次回に。

この記事を書いた人
ちみまま

元歯科衛生士、現専業主婦の2児の母。
HSCの娘を育てるうちに自分もHSPの気質があると気付く。
自分の中にいるインナーチャイルドを癒したい。厳しかった母の顔色を窺う子供時代だった自分…娘たちにはのびのびと育ってほしい。
推し活(ゆるめ)、ファッション、美容などを広く浅く趣味としているミーハー主婦です。

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